計装用リング式銅管継手
計装用リングエルボ
KKL型

特徴
計装用リング式銅管継手は上図の通り本体、ナット、リング玉から構成され、銅管を差し込み、ナットを締め付けますと、リング玉が本体、ナットのシート面及び銅管外周に圧着し、気密接続ができます。 主に低圧計装用に使用され、作業能率が良く、簡単に接続でき、ニッケルメッキ(リング玉を除く)を施してありますので耐食性にすぐれております。
材質
黄銅製
本体、ナット、リング玉:C3604BD(快削黄銅棒)ニッケルメッキ付(リング玉を除く)
エルボ・チーズ本体:C3771BD(鍛造用黄銅棒)ニッケルメッキ付
使用圧力
最高使用圧力:6.0MPa
常用使用圧力:3.0MPa
使用温度範囲
-20℃~150℃
接続方法
1.銅管を直角に切断して下さい。
注意
切断により生じた内外面のバリは必ず取り除いて下さい。 先端差し込み部約30ミリ長さに変形・曲り・キズ荒れ・異物の付着なき様充分御注意願います。
2.銅管にナット、リング玉の順にはめ、本体の当り止めまで確実に差し込み、そのままナットを回らなくなるまで手締めをして下さい。 尚この位置のナット、本体に目印をつけますと、次の作業がやりやすくなります。
3.スパナ等にてナットを締め付けて下さい。最初は軽く、徐々に(目印より)3/4~回転の範囲内にて締め付けて下さい。
注意
締め付け時、銅管に曲げ応力がかからないよう、継手差し込み部に対して銅管を平行に保持して下さい。 黄銅製の為、ナットを締めすぎますとリング玉及び銅管が過度に変形し、流体のもれ発生の原因となりますので、充分御注意下さい。
その他
銅管以外の軟質パイプ等に御使用される場合は、変形防止の為インサートスリーブをパイプ内径に挿入し接続して下さい。